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夏合宿 個人テーマ 「合唱」

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1おかもと時計 2018/10/05 23:11 電話3PC PC

OB、OGの皆様、こんばんは。
夏合宿個人テーマ「合唱」の司会を担当致しました、岡本と申します。
遅くなってしまいましたが、発表のご報告をさせていただきます。


今回の「合唱〜交響曲に組み込まれた合唱曲と都市改造〜」では、ベートーヴェンの「交響曲第九番《合唱付》」(1824年)を皮切りに、19世紀から交響曲に組み込まれる合唱曲がいくつか生まれるようになった理由を、当時ヨーロッパで行われた都市改造に着目して考察をしました。
そして、19世紀後半のヨーロッパにおいて都市改造がなされ、市民が力を持ち始めた。このことから作曲家の新しい音楽を求める積極性が刺激され、当時珍しい編成の合唱曲・市民社会の繁栄を連想させる大規模な合唱曲を交響曲に組み込む形式の作品が多く生み出されたのではないかと主張しました。

最初にBBSに書き込まれた質問・意見の回答から始めました。
“神聖なイメージのあった合唱曲も世俗的な部分を交えていったとありますが、当時の人々になぜ受けいられたのか”という質問に加えて“オペラハウスのような文化施設も続々と建てられたとあるが、そのような文化施設が建てられたことにより作曲家が新しい曲の感性や自らが作ってきた音楽とは別の視点に目を向けそのような作品ができたのではないか”という意見には、都市改造により音楽家の進取の気性が刺激された事による探究心、そして市民が力を持ったことにより[個人所有すなわち市民所有の施設が出来る→市民が施設建造パーティで使用する音楽を頼む]という構造が増えたため市民に馴染みのあるものをという考えが組み合わさったことにより交響曲(市民に馴染みのあるもの)に合唱曲(新しいもの)を組み込んだ形が生まれたと回答しました。
またディペートを進める中で、“パーティーが催されたとあるがどういった立場の人が催したのか”という質問には、記念パーティーは@公共施設のパーティーA私的施設のパーティの2種類に分類できAの時力を持った市民による作曲家への依頼が起こるとの回答でした。
また“都市改造があり、市民の繁栄があったということと、神聖なものと世俗的なものを混ぜることは特に関係ないのではないか”という意見に対しては、少なからず市壁を壊した事などで視野が広がり周りがよく見えるようになり新たな作風が生まれたと回答し、また安達先生により、「交響曲第九番《合唱付》」は1824年当時ではまだ受けなかった。しかし、1850年頃から芽生えた新しい物への探究心により受けるようになり定着が進んでいったという補足を頂きました。

評決の結果、発表者側の勝利となりました。


以上で夏合宿 個人テーマ「合唱」の報告を終わります。

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