合宿 ゼミ報告 個人テーマ「バレエ」
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1.[もとはし] OB・OGの皆様、こんばんは。更新が遅くなり申し訳ございません。 9月8日、合宿2日目の個人テーマ「バレエ」の発表の報告をさせていただきます。 今回のゼミでは、古典版「白鳥の湖」とマシューボーン版「白鳥の湖」の両者を比較し、白鳥の解釈について考察を深めることを目的とし、前回の発表で取り上げた古典版の女性が踊る白鳥と比較してマシューボーン版「白鳥の湖」における男性が踊る白鳥の描写の方が、より本来の白鳥の特徴に近く、リアリティが増すのではないかと主張しました。 まず「男性が踊ることで本来の白鳥の一面がリアリティを増して表現されていると思うが、レエにおいてそのような部分での「リアリティ」は必要だったのか?」という質問や「バレエ作品はくるみ割り人形や眠れる森の美女など、どちらかというとメルヘンチックな、観ている人を惹き込む演出、物語が多くあると思う。白鳥は優雅、というような万人が描くイメージではなく、あえてその生体のリアリティを出そうとしたのには理由があるのだろうか?」という質問や「このボーン版の白鳥の湖のように、リアリティさを追求した作品はあるのか?」という質問。また、「調べてみると「白鳥」のモデルはツルであるという意見を見つけたがハクチョウの説明にオオハクチョウとコハクチョウを取り上げられているが、「白鳥の湖」はその二種のハクチョウがベースなのだろうか?」という質問がBBSに書き込まれていました。 また、意見としては「古典版の白鳥の湖は、どちらかというと白鳥を「美しい」という”イメージ“から物語に取り込んでいるように思える。マシューボーン版の方では男性ダンサーというのもあり(偏見ぽく聞こえるけど)、白鳥にその男性らしさというものを取り入れたように感じた。」、「古典版で描かれている白鳥のイメージは美しく、しなやかというイメージが強く踊っており、マシューボーン版でイメージされている白鳥が凶暴なものをイメージして作られており、そのイメージで踊っているからリアリティ差が増しているため男性が踊っているからではないのではないかと思った。」といったものがBBSに書き込まれていました。 ディベートをしている際に出てきた質問は「リアリティを追求することは良いことなのか」という質問でした。これに対し発表者側は「解釈によるが、例えばバレエの眠れる森の美女はリアリティに差が出ている。そのため照明や振り付けにおいてある所ではあると感じる。また、生態系なリアリティさも追求されている」と答えました。 安達先生からは「男性を使って新しい白鳥の湖をやるなら現代的な新しい曲を使ってもいいのでは」というお言葉をいただきました。これに対し発表者側は「白鳥の湖の曲のイメージと白鳥が合っている所もあるし、尊敬という面もある」と反論しました。 ディベートの結果、発表者側の勝利となりました。 以上で合宿2日目個人テーマ「バレエ」の報告を終わります。 09/27 23:59 PC Android
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