第12回 ゼミ報告「方言」
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1.[しもやん] OBOGの皆様、こんにちは 投稿が遅くなり申し訳ありません 第12回ゼミ 個人テーマ「方言」の報告をさせていただきます 今回発表者は、以前から扱っているバイエルン方言における音韻変化について、第二次子音推移との関係を見ながら考察することを目的とし、「第二次子音推移によって、12世紀前には既に各方言間で言語的相違があったため、その後の音韻変化(ここでは単母音化)の各方言への影響に差が出たと考えた。そのため、12世紀における単母音化の現象をバイエルン方言(加えて、アレマン方言・オーストリア方言)は受けなかったのではないか」と主張しました。 意見として、「"ゲルマン民族の大移動は4世紀末に始まったが、この民族移動期の前後にゲルマン諸部族は離合集散を繰り返し、より小さい部族はより大きい部族に吸収され、また部族間のゆるやかな関係は、より強固な政治的軍事的連合へと発展した" と原稿にもあるように、ゲルマン方言が単母音化の影響を受けなかったのは、各方言間の違いというよりも、民族の変遷が続き文化などが安定しなかった背景が影響したのではないか」というものがありましたが、発表者は「文化が安定しないということは影響を受けやすいということなので、なおさら方言に変化が出るのではないか」と反論しました また、「ただ単に、第二次子音推移が起きなかったところが単母音化がおきなかっただけでは?そもそも第二次子音推移の時点で地域差があった原因は?」といった意見・質問もありましたが、発表者は「第二次子音推移の地域差の原因については、ハッキリとはわかっていない」と回答しました 安達先生からは、「この時代ではなくなった食べ物を得るため、また他の民族との争いから逃げるために移動し、移動した先には大抵人がいる。方言についても、移動した先で大体どちらかに吸収される」とのお言葉をいただきました 評決の結果、フロア側の勝利となりました 07/17 13:59 PC iPhone
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