合宿 ゼミ報告 グループテーマ「クリスマス」

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1 [もとはし]
OB・OGの皆様、こんばんは。ご報告が遅くなり申し訳ございません。

9月8日、合宿2日目のグループテーマ「クリスマス」の発表のご報告をさせていただきます。

今回のゼミでは、世界的に知られている現在のサンタクロース像と聖ニコラウスとの関連、サンタクロース像の変遷について考察を深めることを目的とし、今日のサンタクロース像は、17世紀にオランダから移民とともにアメリカに渡った聖ニコラウスが250年をかけて変形を遂げていった末に出来上がった形であり、そこにはドイツ生まれのアメリカ人イラストレーターが大きく関係したためであると主張しました。

まず、「トーマス・ナストがクリスマスの絵を発表し続けるうちに、サンタクロースがよりにこやかに、髭が豊かになっていったのにはなにかナストの心境の変化などの理由があったのだろうか?それとも大衆に受け入れられやすいビジュアルを目指した結果なのだろうか?」という質問や「トーマス・ナストが描くサンタクロースが徐々に変化していく中で毛皮の服だけは変わらなかったのはなぜか。何か毛皮にこだわりがあったのか?」という質問がBBSに書き込まれていました。
そしてディベートをしている際には「ナストのサンタクロースの絵はどのようにみんなに広がっていったのか?」という質問が出ました。これに対し発表者側は「ナストの絵が雑誌に掲載されていたためそこで広まっていった」と答えました。
また、「コカ・コーラのCMに使用されたサンタクロースが有名になったからみんなのイメージするサンタクロースがナストのイメージしたものになったのではないか」という意見が出ました。これに対し発表者側は「ナストがイメージしたものを元にコカ・コーラのCMが出されている。本の表紙にもこのサンタクロースが使われているため、もしコカ・コーラのCMが無くても有名になっただろうし、コカ・コーラのあのCMはコカ・コーラの対象を子供にするためにナストのイメージしたサンタクロースを利用した」と反論しました。
安達先生からは「サンタクロースが真っ赤であるのはなぜか」というご質問をいただきました。これに対し発表者側は「司祭服が元になっている」と答えました。

ディベートの結果、発表者側の勝利となりました。

以上で合宿2日目グループテーマ「クリスマス」の報告を終わります。
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