第12回ゼミ報告 前半「アニメ」 みんみんゼミ
OB・OGの皆様、こんにちは。 前回は体調不良のために、司会を本橋さんに代わってもらいました。本橋さんありがとうございました。今回のゼミでは前半チームテーマ「アニメ」で、ジブリ「千と千尋の神隠し」について、登場人物である千尋(千)とカオナシの会話の一部をいくつか取り上げ、日本語とドイツ語のセリフを比較し、同異点を見つけそれぞれの特徴を考察し、「日本の単語が持つニュアンスをそのまま翻訳することは難しい。結果、ドイツ語では具体的な動作の説明を付加する台詞になってしまうため、キャラクターの個性が薄れてしまうのではないか」と主張しました。意見や質問として・例えば「よきかな」であれば、そのような古語をイメージさせるような台詞を使うと良いのではないか・これは日本人からの視点なのか、ドイツ人の視点なのかなどが上がり、安達先生からは「キャラクターの個性が薄くなるとはそもそもどういうことなのか。」や「台詞だけでキャラクターは成り立っているわけではない」「ドイツではアニメはやはり子供が観るものとして存在していて、千尋の成長が教養小説として捉えられる」「日本語を100パーセントドイツ語に翻訳することは難しい」というお言葉を頂きました。そして評決をとり、フロアー側の勝利となりました。
OB・OGの皆様、こんにちは。 前回は体調不良のために、司会を本橋さんに代わってもらいました。本橋さんありがとうございました。
今回のゼミでは前半チームテーマ「アニメ」で、ジブリ「千と千尋の神隠し」について、登場人物である千尋(千)とカオナシの会話の一部をいくつか取り上げ、日本語とドイツ語のセリフを比較し、同異点を見つけそれぞれの特徴を考察し、「日本の単語が持つニュアンスをそのまま翻訳することは難しい。結果、ドイツ語では具体的な動作の説明を付加する台詞になってしまうため、キャラクターの個性が薄れてしまうのではないか」と主張しました。
意見や質問として
・例えば「よきかな」であれば、そのような古語をイメージさせるような台詞を使うと良いのではないか
・これは日本人からの視点なのか、ドイツ人の視点なのか
などが上がり、
安達先生からは「キャラクターの個性が薄くなるとはそもそもどういうことなのか。」や「台詞だけでキャラクターは成り立っているわけではない」「ドイツではアニメはやはり子供が観るものとして存在していて、千尋の成長が教養小説として捉えられる」「日本語を100パーセントドイツ語に翻訳することは難しい」というお言葉を頂きました。
そして評決をとり、フロアー側の勝利となりました。