第7回ゼミ報告 個人テーマ「労働」 みんみんゼミ
OB・OGの皆様、こんにちは。第7回ゼミで司会を務めました、中田です。報告が遅くなり申し訳ございません。第7回ゼミ 個人テーマ「労働」の報告をさせていただきます。前回の「労働」での発表では消費者側の立場で議論をしたので、今回は労働者側からの目線で『閉店法』を議論いたしました。また、『ドイツにおいては「閉店法」のスタイルが生活に定着しているため「閉店法」が緩和され、24時間営業が可能になった場所も多いが、消費者側にとってそこまで強く24時間営業を望む声も上がることなく、労働者側においても24時間営業が原因による夜間営業の際の人材不足や長時間労働等の問題、また夜間営業によりワーク・ライフ・バランスが崩れてしまうこともないと考えられる。「閉店法」の導入が不可能な日本において24時間営業による人手不足解決のためには、地域の同じ数店舗でグループ化し、アルバイトを複数の店舗で共有することが必要なのではないかと考える。』という発表者の主張のもと、今回議論いたしました。まずフロア側から、『地域の同じ数店舗でグループ化し、アルバイトを複数の店舗で共有することが必要なのではないかという主張だが、経営者側からすると安定した人材確保や人手不足の解消にメリットが大きいとは思いますが、アルバイト側からすると負担が増すのではないか』という反論が出ました。アルバイト側の負担の例に、仕入れされている商品の違いや店内の雰囲気や陳列の配置、サービスの差異という点が挙げられました。発表者は、どのグループ店舗も大体品揃えは同じであり、マニュアルに差はない為負担は少ないのではないかと反論しました。次に、『無人レジの導入のほうが店舗のグループ化よりも人件費や従業員の負担を減らすことができるのではないか』という意見には、『無人レジの導入のアイディアも良いが、導入期間中(お試し)の際にはどうしても人件費がかかるだろう』と反論しました。また安達先生から、『無人レジは最初は有人・無人(レジ)と併用し、一斉に(無人レジを)するときは行う。それよりも、無人レジにすることで防犯面が脆弱になり、監視のロボットや人件費がどうしても発生する』というお言葉をいただきました。そして安達先生から、・地域とは都会・田舎含めどこまでの地域を指すのか・ローソン、セブン、ファミマが経営を共有するのは不可能なのでは?・廃棄物の問題・名ばかりオーナーへの対策・専売交渉はできない為、同一店(セブンならセブン同士)の競合もあるという問題点を挙げていただきました。その上で、『消費者・労働者・経営者どれもWIN-WINではないといけない。これから通販(Amazonや楽天など)での購入が主流になり、店舗の利益率が下がることは明白で、24時間営業を禁止することを法律で定まっていない。また、時給を上げれば解決という訳ではなく、上記の理由で利益が下がっているので、人件費を上げると店舗の負担が増えるので解決しないといけない』というお言葉をいただきました。議論の結果、フロア側の勝利となりました。以上で第7回ゼミ 個人テーマ「労働」の報告とさせていただきます。
OB・OGの皆様、こんにちは。第7回ゼミで司会を務めました、中田です。
報告が遅くなり申し訳ございません。
第7回ゼミ 個人テーマ「労働」の報告をさせていただきます。
前回の「労働」での発表では消費者側の立場で議論をしたので、今回は労働者側からの目線で『閉店法』を議論いたしました。
また、『ドイツにおいては「閉店法」のスタイルが生活に定着しているため「閉店法」が緩和され、24時間営業が可能になった場所も多いが、消費者側にとってそこまで強く24時間営業を望む声も上がることなく、労働者側においても24時間営業が原因による夜間営業の際の人材不足や長時間労働等の問題、また夜間営業によりワーク・ライフ・バランスが崩れてしまうこともないと考えられる。「閉店法」の導入が不可能な日本において24時間営業による人手不足解決のためには、地域の同じ数店舗でグループ化し、アルバイトを複数の店舗で共有することが必要なのではないかと考える。』という発表者の主張のもと、今回議論いたしました。
まずフロア側から、
『地域の同じ数店舗でグループ化し、アルバイトを複数の店舗で共有することが必要なのではないかという主張だが、経営者側からすると安定した人材確保や人手不足の解消にメリットが大きいとは思いますが、アルバイト側からすると負担が増すのではないか』という反論が出ました。アルバイト側の負担の例に、仕入れされている商品の違いや店内の雰囲気や陳列の配置、サービスの差異という点が挙げられました。
発表者は、どのグループ店舗も大体品揃えは同じであり、マニュアルに差はない為負担は少ないのではないかと反論しました。
次に、『無人レジの導入のほうが店舗のグループ化よりも人件費や従業員の負担を減らすことができるのではないか』という意見には、『無人レジの導入のアイディアも良いが、導入期間中(お試し)の際にはどうしても人件費がかかるだろう』と反論しました。
また安達先生から、『無人レジは最初は有人・無人(レジ)と併用し、一斉に(無人レジを)するときは行う。それよりも、無人レジにすることで防犯面が脆弱になり、監視のロボットや人件費がどうしても発生する』というお言葉をいただきました。
そして安達先生から、
・地域とは都会・田舎含めどこまでの地域を指すのか
・ローソン、セブン、ファミマが経営を共有するのは不可能なのでは?
・廃棄物の問題
・名ばかりオーナーへの対策
・専売交渉はできない為、同一店(セブンならセブン同士)の競合もある
という問題点を挙げていただきました。
その上で、『消費者・労働者・経営者どれもWIN-WINではないといけない。これから通販(Amazonや楽天など)での購入が主流になり、店舗の利益率が下がることは明白で、24時間営業を禁止することを法律で定まっていない。また、時給を上げれば解決という訳ではなく、上記の理由で利益が下がっているので、人件費を上げると店舗の負担が増えるので解決しないといけない』というお言葉をいただきました。
議論の結果、フロア側の勝利となりました。
以上で第7回ゼミ 個人テーマ「労働」の報告とさせていただきます。