次に、個人発表・絵画では『ラフマニノフ『The Isle of the Dead』について』というテーマでディベートしました。 発表者は、交響曲「死の島」を作曲したラフマニノフはベックリンの「死の島」からどんな印象を受けたのか、音楽的な観点とラフマニノフの作風やベックリンの「死の島」から考察し、『交響曲「死の島」は、ベックリンが完成させた「死の島」という作品自体に音楽を寄せたのではなく、「死の島」のなかに潜む「死」の直接的なモチーフから見えた世界をラフマニノフが作曲したものである』と主張しました。 これに対してフロア側からは「曲中の甘美な旋律は何をイメージしているのか?」といった質問や、「「死」という直接的なイメージを作曲したように見えるのはその結果論であって、曲を作る過程的にはきちんと「死の島」をイメージして作曲したのではないか」といった反論がありました。 評決をとり、フロア側の勝利となりました。
OB・OGの皆様、はじめまして。今年度は、その週の司会担当者がゼミ報告を行うことになりました。
よろしくお願い致します。
前期第4回ゼミ報告をさせていただきます。
今回は個人発表・方言と個人発表・絵画を行いました。
まず個人発表・方言では『日本とドイツの方言 方言の「使い分け」(日本)』というテーマでディベートをしました。
発表者は日本における方言の「使い分け」について、方言イメージ・方言に対する意識にふれながら考察し、『方言の「使い分け」はその方言に対する地域の人の価値観の薄れや、言語という枠組みの中で方言の消滅を思わせるが、むしろ方言は「使い分け」という方法で現代を生き抜いてきたのではないか』と主張しました。
それに対してフロア側からは
・方言が現代を生き抜いてきた理由としてはメディアでの露出が挙げられるのではないか
・世代で受け継がれていない等の理由から一部方言は消滅しているのではないか
等の反論がありました。
評決をとり、フロア側の勝利となりました。
次に、個人発表・絵画では『ラフマニノフ『The Isle of the Dead』について』というテーマでディベートしました。
発表者は、交響曲「死の島」を作曲したラフマニノフはベックリンの「死の島」からどんな印象を受けたのか、音楽的な観点とラフマニノフの作風やベックリンの「死の島」から考察し、『交響曲「死の島」は、ベックリンが完成させた「死の島」という作品自体に音楽を寄せたのではなく、「死の島」のなかに潜む「死」の直接的なモチーフから見えた世界をラフマニノフが作曲したものである』と主張しました。
これに対してフロア側からは「曲中の甘美な旋律は何をイメージしているのか?」といった質問や、「「死」という直接的なイメージを作曲したように見えるのはその結果論であって、曲を作る過程的にはきちんと「死の島」をイメージして作曲したのではないか」といった反論がありました。
評決をとり、フロア側の勝利となりました。
以上で報告とさせていただきます。