第20回個人発表「建築」報告が少し遅れてしまい申し訳ありません。今回司会を務めた三津澤です。今回の個人発表「建築」では、「4年のゼミ研究では、城や宮殿を中心に建築デザインをサブテーマにしようと考える。そこで前準備として今回近世に主流となった2つの様式について詳しく知ってもらうため、次のことをテーマとする。それは、ルネサンス様式からバロック様式へと発展していった理由である。理由は大まかに分けて2説あげられる。その2つを?建築家のマンネリズム打開説?ローマ・カトリック教会のPR説と題し考察していく。」ことを目的とし、「後者の説が最も有力である」ことを主張しました。質問として、「考察には?を支持する考えは書かれていても?を支持する内容が少ないように感じた。?が最も有力だと思った決定的な理由は何か。」「将来に不安を感じ建築から活気を得たいと感じたのは、建築家か市民達かローマ教皇など、どの立場の人達か。」「協会や王宮以外などの公共施設は何様式だったのか。」が挙げられ、「?の説のほうが有力だと思った最大の理由は、建築を依頼する人と依頼される人と見たときに依頼する人のほうが影響力があるのかと考えたとき、建築家に力がなかったとは思わないが、建築をしていく上で最も重要視されるのは教会などの意見なのではないかと思ったから。」「“バロックの改革の時は将来に不安があり建築から活気を得たいという心理から劣等感を抱き変化に富んだバロック建築が発展していったと考える。"で記述した心理は主に建築家のことを指している。また安堵のほうが大きいのではという質問ですが発展したころは改革真っ最中でっしたので不安のほうが多いと考えた。」「公共施設はルネサンス様式だったと考える」と回答がありました。また安達先生からは、「経験に基づいて作られるため、移動してきた職人が建てる。」「バロック様式で建てられたものは、協会よりも宮殿が多い。」「時代ははっきりと区切られる訳ではなく、重なり合って繋がっている。」「1つの教会でも、複数の様式が用いられていることが少なくない(時代によって様式が違い、一つの協会を完成させるのに時間がかかるため)。」とのご指摘を受けました。ほかに意見としては、「ルネサンス期にも流行病から生き残った生命力の強い活気を感じるため、活気に満ちた様式を想像する事でルネサンス対する劣等感...よりも、新しく進化を求めたマンネリズムの方が有力なのではないかと思った。」「「古典的な調和と均整を基本とした静的なルネサンス建築に対して、バロック建築は古典的な理想を捨て、動的で劇的な効果を求め、見るものに感覚的な刺激を与えることを目的とした。…」とあり、PR等の目的よりも、理想的な芸術を追い求めた結果なのではないかと感じた。」などがありました。最後に評決の結果、フロアー側の勝利となりました。また、今回の企画のテーマは「自分にとっての『家族』とは何か。」についてディベートしました。挙げられた意見として、「自分の感覚の問題で、血縁などの問題だけではないと考える。」「お互いに持ちつ持たれつの関係であること。」などがありました。そして安達先生からは、「生物として子孫を残すため家族を作る。」「ドイツでは、日本と違い、18歳まで扶養の義務がある。」「心、体、と分けて考える必要がある。」とのご指摘を受けました。結果、評決は取りませんでしたが、改めて自分にとって「家族」が何なのかを考えることができました。以上で報告を終わります。
第20回個人発表「建築」
報告が少し遅れてしまい申し訳ありません。今回司会を務めた三津澤です。
今回の個人発表「建築」では、
「4年のゼミ研究では、城や宮殿を中心に建築デザインをサブテーマにしようと考える。そこで前準備として今回近世に主流となった2つの様式について詳しく知ってもらうため、次のことをテーマとする。それは、ルネサンス様式からバロック様式へと発展していった理由である。理由は大まかに分けて2説あげられる。その2つを?建築家のマンネリズム打開説?ローマ・カトリック教会のPR説と題し考察していく。」ことを目的とし、
「後者の説が最も有力である」ことを主張しました。
質問として、
「考察には?を支持する考えは書かれていても?を支持する内容が少ないように感じた。?が最も有力だと思った決定的な理由は何か。」
「将来に不安を感じ建築から活気を得たいと感じたのは、建築家か市民達かローマ教皇など、どの立場の人達か。」
「協会や王宮以外などの公共施設は何様式だったのか。」
が挙げられ、
「?の説のほうが有力だと思った最大の理由は、建築を依頼する人と依頼される人と見たときに依頼する人のほうが影響力があるのかと考えたとき、建築家に力がなかったとは思わないが、建築をしていく上で最も重要視されるのは教会などの意見なのではないかと思ったから。」
「“バロックの改革の時は将来に不安があり建築から活気を得たいという心理から劣等感を抱き変化に富んだバロック建築が発展していったと考える。"で記述した心理は主に建築家のことを指している。また安堵のほうが大きいのではという質問ですが発展したころは改革真っ最中でっしたので不安のほうが多いと考えた。」
「公共施設はルネサンス様式だったと考える」
と回答がありました。
また安達先生からは、
「経験に基づいて作られるため、移動してきた職人が建てる。」
「バロック様式で建てられたものは、協会よりも宮殿が多い。」
「時代ははっきりと区切られる訳ではなく、重なり合って繋がっている。」
「1つの教会でも、複数の様式が用いられていることが少なくない(時代によって様式が違い、一つの協会を完成させるのに時間がかかるため)。」
とのご指摘を受けました。
ほかに意見としては、
「ルネサンス期にも流行病から生き残った生命力の強い活気を感じるため、活気に満ちた様式を想像する事でルネサンス対する劣等感...よりも、新しく進化を求めたマンネリズムの方が有力なのではないかと思った。」
「「古典的な調和と均整を基本とした静的なルネサンス建築に対して、バロック建築は古典的な理想を捨て、動的で劇的な効果を求め、見るものに感覚的な刺激を与えることを目的とした。…」とあり、PR等の目的よりも、理想的な芸術を追い求めた結果なのではないかと感じた。」
などがありました。
最後に評決の結果、フロアー側の勝利となりました。
また、今回の企画のテーマは「自分にとっての『家族』とは何か。」についてディベートしました。
挙げられた意見として、
「自分の感覚の問題で、血縁などの問題だけではないと考える。」
「お互いに持ちつ持たれつの関係であること。」
などがありました。
そして安達先生からは、
「生物として子孫を残すため家族を作る。」
「ドイツでは、日本と違い、18歳まで扶養の義務がある。」
「心、体、と分けて考える必要がある。」
とのご指摘を受けました。
結果、評決は取りませんでしたが、改めて自分にとって「家族」が何なのかを考えることができました。
以上で報告を終わります。