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合宿 ゼミ報告 グループテーマ「食文化」

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1もとはし???v 2019/09/20 00:11 ?d?b3PC Android

OB・OGの皆さま、こんばんは。
9月11日ゼミ合宿2日目、グループテーマ「食文化」の報告をさせていただきます。

今回の発表では、「ドイツと日本におけるオーガニック食品の違いについて比較していきながら、ドイツでオーガニック食品がここまで購入される理由について考察をしていこうと思う」ということを目的とし、「ドイツでオーガニック(有機)食品が日本より購入される最大の理由は、消費者が価格や品質の面だけでなく、食品の安全性や環境問題などに対する意識の高まり(環境保護や動物愛護)といった、新たな価値基準で商品を選んでいるからではないだろうか」と主張をし、ディベートをおこないました。

まずフロア側からの意見として、「日本よりもドイツの方がオーガニックを購入する割合が高い理由として、私はその値段にあると思います。私のオーガニックに対する考えとしては、「健康に良さそうだからできるだけ食べたい、でも値段が高いものだ」というものです。値段が高くなければ購入する機会はもっと増えると感じています。対してドイツは、普通の食品とオーガニック食品の値段があまり変わらないとのことです。値段が変わらないのであればより健康的で安全なものを選ぶことは当然であり、環境保護や倫理的だという理由よりも、その価格(高くない妥当な値段)と品質(農薬などを使わずより安全)を重視しているため、オーガニック食品が好まれて購入されるのではないでしょうか」という意見が出ました。
これに対して、発表者側は「オーガニック食品を買っている日本人の意識調査の割合を見た時にドイツに比べて環境保護や動物愛護のことを考えて買っている人は少ない。そのためドイツでは新たな価値基準で商品を選んでいると考える」と反論しました。

他のフロア側からの意見としては、「日本ではこれまで、一部の消費者の需要を満たすため、限られた生産者や小売業者が対応するにとどまっており、有機農業の生産面積は農業全体の1%にも満たないのが現状である。ところが、これまで「安全・安心」と信じられてきた国産農産物や加工食品の安全性が脅かされる事件や事故が多発し、食のグローバル化が進展するなかで、有機農業や有機(オーガニック)食品に対する見方が変化しつつある。」と2018年度のオーガニック食品の市場調査(https://www.yano.co.jp/market_reports/C60102400)にあるとおり、日本ではオーガニック食品の需要は高まりつつあるものの、市場規模はまだ海外に比べて小さく、値段も高いというのがドイツと比べて日本で購入されない理由だと思います。島田さんと似通った意見ですが、そのため価格が他の食品と同じくらいというドイツでは、品質と価格の面から考えて日本よりも購入されるのではないかと私は考えます」という意見が出ました。
これに対して発表者側は、「ドイツではオーガニック食品を栽培する農家に対して金銭面の支援があるため、価格競争が出来るため日本よりも安くできる。オーガニック食品の先駆者がオーガニック食品が売れるように頑張って市場規模を広げていったため日本で市場規模がなかなか広がらないのはやはり意識の差ではないか」と反論しました。

また、他のフロア側からの意見としては「遺伝子組換え食品に対する抵抗感、価格や品質の面以外に環境保護や倫理的(例えば「フェアトレード」「動物愛護」「スローフード」など)という、新たな価値基準で商品を選んでいるからではないか。 と主張にありますが、ドイツに限らずオーガニック商品を選ぶ人達は皆 この基準で選んでいるのではないでしょうか」という意見や「ドイツではオーガニック食品を栽培する農家かそうでない農家かで区分けされて支援されており、日本ではオーガニック食品を栽培するかどうかでは区分けされず、一律に支援されているからこそ、料金の差が出てしまい売れないのではないか。また、ドイツではどこにでもオーガニック食品は売っているが、日本では富裕層向けの専門店(成城石井など)に売っているという違いからもドイツの方が購入されている理由なのではないか」という意見が出ました。
この2つの意見に対して発表者側は、反論しませんでした。

安達先生からは、「主張にプラスアルファがなく、事実の追認である。日本では産地などにこだわる人もいるがお金の問題によってそんなの気にしていられない人もいる。世界では食料が足りていない地域もある中で本来食料は自給するべきものではないのか?こんな地球でいいのか?食料が命を繋ぐものとして考えるならばどこにポイントを置いて考えるべきなのか。ビーガンだからなんなのか。それが人のため、世のために果たしてなっているのだろうか。グローバルな視点から見るとオーガニック食品の位置づけは難しい」というお言葉を頂きました。

評決の結果、フロア側の勝利となりました。

以上でゼミ合宿2日目、グループテーマ「食文化」の報告を終わります。

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